鎌倉で耐候性抜群の外壁塗装4社比較 | 【横浜・鎌倉エリア】優良な屋根外壁塗装業者の選び方
外壁塗装
鎌倉で耐候性抜群の外壁塗装4社比較
公開:2025.02.18 更新:2025.12.03
鎌倉は、海が間近に広がる美しい景観で知られる地域です。一方で、潮風による塩害や強風、湿度の高さなど、建物の外装にとっては過酷な条件がそろっているエリアといえます。外壁が劣化すると見た目の美観が損なわれるだけでなく、雨漏りやカビの発生など、建物全体の耐久性にも大きく影響を与えかねません。
そこで本記事では、鎌倉で耐候性を重視した外壁塗装を検討する方向けに、塗料や施工方法のポイント、そして実績ある4社の特徴を比較しながらご紹介します。
外壁塗装は、建物の寿命を延ばす大切なメンテナンスでありながら、どのように業者を選べばよいか迷う方も少なくありません。費用相場や塗料の種類、アフターサポートの有無など、チェックするべき項目は多岐にわたります。
この記事を読むことで、鎌倉の環境に適した塗料や施工方法がイメージでき、4社の強みを比較することで最適な業者選びのヒントを得られるはずです。
塗装会社選びの際に、「安かろう悪かろう」ではなく、長持ちする塗料を使い、アフターサポートも充実しているかを基準にすることが重要です。結果的に初期費用はやや高くても、長期的にはメンテナンスコストを抑えることにつながります。ぜひ、耐候性抜群の外壁塗装を実現してください。
目次
塩害・風雨対策

塩害・風雨対策の重要性
鎌倉は、四方を海と山に囲まれた美しい景観で知られていますが、海からの塩分を含んだ強い海風が吹き付けるため、外壁や金属部品が腐食・サビのリスクにさらされやすい地域でもあります。
さらに、冬場でも比較的湿度が高く、藻やカビが繁殖しやすい環境であることも見逃せません。こうした気候条件が重なることで、外壁塗装には通常以上の耐候性が求められます。塩害・風雨対策を怠ってしまうと、建物の劣化が想定以上に早まる可能性が高く、補修費用もかさむ恐れがあります。
一度、外壁の塗膜が剥がれたり、微細なひび割れが生じたりすると、そこから雨水が内部に侵入してしまい、構造材の腐食や断熱材の劣化といった深刻な被害を招きかねません。さらに、木造住宅の場合には、外壁のみならず、破風板や軒天といった木部にも大きなダメージが及ぶリスクがあります。
雨漏りの進行やカビの発生が重なると、室内環境の悪化につながり、住まいの快適性と資産価値が下がってしまうでしょう。
こうした背景から、鎌倉の外壁塗装では「塩害」と「風雨」に焦点を当てた耐候性重視の施工が重要とされるのです。施工会社を選ぶ際には、地域の気候特性と塩害リスクを十分に理解し、適切な塗料の選定からアフターケアまでトータルに対応できるかどうかを確認することが大切です。
無機塗料・フッ素塗料で長寿命

耐久年数とコストパフォーマンス
鎌倉のように外壁が傷みやすい土地では、無機塗料やフッ素塗料など高い耐候性を持つ塗料を検討する価値があります。
一般的には、シリコン系塗料よりも初期費用が高くなりがちですが、塗膜の寿命が長いことから、長期的には補修や再塗装の回数を減らすことができ、結果的にコストダウンにつながるケースが少なくありません。
•無機塗料の特徴
無機成分(セラミックなど)を含むため、紫外線や熱、酸性雨などの影響を受けにくく、色あせや劣化がゆるやかに進むのが特徴です。外壁の美観を長期間保ちつつ、防汚性にも優れているため、塩分や砂埃が付着しやすい海沿い地域でも、定期的な洗浄で美観を維持しやすいメリットがあります。
塗料自体が硬く、傷がつきにくいものも多いので、風に飛ばされた砂や小石が当たってもダメージを受けにくい点が強みです。
•フッ素塗料の特徴
フッ素樹脂による高い撥水性と優れた耐候性が大きな魅力です。雨やホコリを弾きやすく、紫外線による塗膜の劣化も起こりにくいため、光沢を長く保ちやすい塗料として知られています。海沿いの強い塩害にも対応しやすく、外壁のひび割れを起こしにくい点が評価されています。
一般的に高価な塗料ですが、耐用年数が15年~20年程度と長く、塗り替えのサイクルを伸ばしてトータルコストを抑える効果も期待できます。
グレードの高い塗料への投資価値
外壁塗装は、「高価な塗料を使えばそれで万事解決」というわけではありませんが、塩害や風雨が厳しい地域ほど、ある程度グレードの高い塗料に投資する価値が高いと言えます。
安価な塗料を使って短期間で再塗装を繰り返すよりも、耐久年数の長い塗料を導入し、施工時に丁寧な下地処理を行うほうが、建物の長寿命化と費用対効果の両立を図りやすいからです。
そのため、施工会社との打ち合わせでは、無機塗料やフッ素塗料を使用した場合の費用シミュレーションや、どれくらいのメンテナンスサイクルが望ましいのかについて確認するとよいでしょう。周辺の建物や、既存の外壁材の状態も考慮しつつ、最適な塗料選びをサポートしてくれる会社を見極めることが大切です。
防藻防カビ機能

引用元:mono.iprosHP
鎌倉エリアは湿度が高く、藻やカビが発生しやすい土壌が整っています。こうした微生物汚染は、外壁の見た目を損なうだけでなく、塗膜の劣化を早めたり不衛生な環境を作り出す原因ともなり得ます。そこで注目すべきなのが、防藻防カビ機能を備えた塗料です。
防藻防カビ塗料の仕組み
防藻防カビ塗料には、抗菌成分や薬剤が含まれており、壁面に藻やカビが根を下ろすのを抑える働きがあります。これにより、日当たりの悪い北側の壁や、湿気がたまりやすい場所でも、外観を清潔に保ちやすくなるのがメリットです。
木造住宅であれば、木部の腐食を緩和する効果も期待でき、建物全体の耐久性向上につながるでしょう。
屋根にも防藻防カビ機能付きの塗料を使うことで、雨水の流れによって外壁に垂れる汚れのリスクを下げられます。塩害対策と合わせて、こうした防藻防カビ対策を行うことで、海からの塩分や飛来する砂による劣化を最小限に抑えられる点は大きなメリットです。
特に、歴史ある町並みの景観を損ねたくない場合や、美観を長く保ちたいと考える方には、非常に有益な塗料選択となるでしょう。
メンテナンス面のメリット
防藻防カビ塗料を導入することで、定期的な洗浄や再塗装の頻度を抑えられる可能性があります。海に面した地域では、潮風によって塩分が建物に付着しやすく、その塩分が雨で流れ落ちる際に外壁を汚したり、藻やカビの発生を促進することもあります。防藻防カビ機能があれば、こうした汚染を軽減できるため、外壁を清潔に保つうえで大いに役立ちます。
ただし、防藻防カビ塗料を使っていても、まったくお手入れ不要になるわけではありません。一定のスパンで外壁や屋根を洗浄し、大きなひび割れや塗膜剥がれの初期症状を見逃さないことが大切です。最適な施工とこまめな点検を組み合わせることで、塩害や藻・カビの被害を長期にわたって抑えられます。
定期的な点検が重要

外壁塗装後のアフターメンテナンス
無機塗料やフッ素塗料、防藻防カビ塗料など、どれだけ優れた塗料を選んでも、風雨や紫外線、塩害を完全に防ぎ切ることは不可能です。外壁塗装が完了してからも、海風や雨、紫外線が徐々に外壁を傷めていくのが実際のところです。特に鎌倉のような塩害が深刻なエリアでは、想定以上に早期の劣化が進行する場合もあります。
そこで欠かせないのが、定期的な点検とアフターメンテナンスです。施工後に数年おきの無料点検を提供している会社もあれば、有料でもじっくり時間をかけて外壁や屋根をチェックしてくれる会社もあります。費用面だけでなく、点検内容の充実度やスタッフの専門知識にも注目するとよいでしょう。
トラブル早期発見の重要性
外壁に生じるひび割れや塗膜の剥がれは、雨水が建物内部に侵入する入口となり得ます。雨水が壁の内部に浸透し続けると、断熱材が湿って機能を低下させるだけでなく、木造部分の腐食やシロアリ被害などへと波及するおそれがあります。
こうした状態を放置すると、内装リフォームや下地の修理を含めた大規模工事が必要になるため、費用と手間が一気に増大してしまうでしょう。
定期点検を実施していれば、こうした軽微なトラブルを早期に把握し、最小限の補修で食い止めることが可能です。鎌倉では台風が直撃することも少なくなく、大雨や強風に備えて事前に状態を確認しておくと安心感が高まります。また、近年はドローンや赤外線カメラを活用した精密な診断手法も普及しており、高所や目に見えない部分の損傷も検知しやすくなっています。
定期点検を「当たり前の習慣」に

鎌倉のような海沿いエリアに住んでいる方には、5年に1度を目安とした定期点検が推奨されることが多いです。施工会社や塗料メーカーが定める推奨点検時期に合わせ、実際に業者を呼んで詳しいチェックを受けることで、長期間にわたり外壁のコンディションを良好に保つことができます。
たとえば、台風シーズンの直後や、梅雨明けといったタイミングで点検を依頼すると、強風や長雨による被害の有無を早期に確認できるため、万が一の損傷に素早く対処できます。小さな剥がれやクラック(ひび割れ)でも、後々重大なリスクにつながりかねませんので、「まだ大丈夫だろう」と放置しないように注意しましょう。
塩害・風雨対策のまとめ

鎌倉は、塩分を含む海風と高い湿度が外壁を蝕みやすい独特の気候を持つ地域です。こうした環境で建物を長持ちさせ、美観を保つには、耐候性の高い塗料を使った外壁塗装と、定期的なメンテナンスを欠かさないことが何よりも重要となります。
1.塩害・風雨に対応した塗料選び
•無機塗料やフッ素塗料など、紫外線や気温変化に強い製品を検討する
•防藻防カビ塗料で藻やカビの発生を抑制
2.下地処理の徹底
•塗料だけではなく、下地の補修や洗浄をきちんと行うことで塗膜が長持ちする
3.定期点検と早期補修
•数年ごとに点検を依頼し、小さな剥がれやひび割れを見つけたらすぐに対処
•ドローン診断や赤外線カメラを活用して見えない部分もチェック
4.長期的なコストメリット
•高品質な塗料は初期費用が高くても、再塗装の回数を減らす効果で結果的にコストダウン可能
•適切なメンテナンスで建物の寿命を延ばし、資産価値を維持
塩害や風雨への対策をしっかりと行うことで、鎌倉の海と歴史に彩られた美しい街並みに映える住まいを実現することができます。外壁塗装は単なる色塗りではなく、建物にとって大切な「外科手術」のようなもの。
事前の調査や適切な塗料選び、定期的なフォローアップを組み合わせることで、塩害やカビ・藻のリスクを大幅に低減し、住宅の健康を長く保つことができるのです。
施工会社を選ぶ際には、地域の気候条件への理解や専門的な知識・技術力、そしてアフターサポートの充実度を総合的に判断しましょう。鎌倉という特別な環境ならではのリスクをしっかり把握し、最適な対策を取ってくれる業者に依頼することで、何年経っても色あせない美しい住まいを守り続けることができます。
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塩害による具体的な劣化症状

鎌倉のように海が近い地域では、外壁の劣化スピードは内陸とはまったく異なります。潮風に含まれる塩分は、外壁に付着した瞬間から劣化を促進させ、放置しておくとじわじわと建物内部にまで影響を及ぼします。
海からの距離が近い家ほど影響が大きく、「気づいたら外壁が急にボロボロになっていた」といったケースも少なくありません。見た目の変化だけでなく、構造そのものがダメージを受けることもあり、早期発見と対策がとても重要です。
◇塗膜の剥がれ

塩分は外壁の塗膜表面に付着すると、水分を引き寄せる性質によって常に湿った状態を作ります。外壁塗装の役割は「外壁を守る保護膜」ですが、外壁の塗膜に湿気がこもった状態となり、内部で膨張・収縮が繰り返され、やがて密着力が弱まって剥がれが生じます。
特に、潮風が直接当たる南面や西面では、塗膜が浮く、ぶよぶよする、爪で押すと指跡が残るなどの症状が現れることがあります。放置すると、そこから雨水が侵入し、より広範囲に劣化が進行します。
さらに厄介なのは、塩害による劣化はある日突然、広範囲に剥がれが起きるケースが多いことです。普段は分かりにくいのに、夏場の高温・高湿度や冬季の乾燥など、急激な気候変化が起こったタイミングで一気に進行します。
塗膜が剥がれた部分から雨水が浸入するため、建物が受ける被害は雪だるま式に増えていきます。
◇チョーキング現象

外壁の表面を指でなぞると白い粉が付く「チョーキング現象(白亜鉛化現象)」は、塗料の顔料が粉化している状態です。通常は紫外線によって塗料が劣化して発生しますが、塩分が付着した外壁では塗膜の化学的な安定性が下がるため、粉化が加速します。
塩分が多い地域では塗膜が劣化しやすくなることで、粉化が通常より早く進むのも特徴です。「手に粉が付くだけ」と油断しがちですが、これは塗膜の保護能力が低下しているサインで、次の段階で剥がれやひび割れが発生しやすくなります。
たとえば、同じ築年数の家でも、
・海から1km以内の家は3年ほどで粉化
・内陸の家なら7年〜10年が一般的
というように、劣化速度が倍以上違うケースも珍しくありません。
チョーキングは「そろそろ塗装が寿命」という分かりやすいサインです。放置しても劇的に悪化はしませんが、この段階で塗装を行うことで費用を最小限に抑えることができます。
◇外壁の色あせ
紫外線と塩分が組み合わさると、色あせが通常よりも早く進みます。特に濃い色の外壁は色素の分解が顕著で、数年で色ムラが起きることもあります。
塩害地域では、
・紺や黒などの濃色は色あせが目立つ
・ベージュやグレーは比較的変化が緩やか
・光沢のある塗料は潮風との相性が悪くツヤが早く消える
という特徴があり、外壁選びの指針にもなります。
また色あせが進行すると、外壁表面が弱くなるため、カビや苔の繁殖が活発になり、「見た目の劣化だけではなくて「表面劣化 → 塗膜機能低下」という連鎖が始まります。
◇金属・鉄部のサビ

塩害によって真っ先にダメージを受けるのが金属部です。塩分は電解質であるため、金属表面に付着すると酸化反応が活発になり、サビの進行が一気に早まります。
雨戸・シャッター、ベランダの手すり、門扉、エアコン室外機の架台などが特に影響を受けやすく、サビが発生すると破損や落下の危険性も高まります。
また、屋根の板金やフェンスなどもサビが出やすいので注意が必要です。
サビは放置すると「膨張 → 剥離 → 破断」という流れで進行し、場合によっては落下や破損の危険もあります。鎌倉のような塩害エリアでは、通常の塗料ではなく重防食仕様の下塗りやエポキシ系防錆塗料の使用が推奨される理由がここにあります。
◇構造の腐食
表面の塗膜や金属部だけでなく、建物の内部構造にまで影響が及ぶのも塩害の怖いところです。外壁の劣化から浸入した雨水が構造材に染み込み、内部で腐食を引き起こすと、家全体の耐久性が低下します。
木造では腐朽菌の繁殖、鉄骨造では錆びによる強度低下が発生し、補修には大掛かりな工事が必要になることもあります。塩害対策は「外観を守るため」だけでなく、「建物の寿命を守るため」に重要です。
木造住宅で多い症状:
・土台や梁の腐朽
・壁内の結露増加
・断熱材の劣化・カビ
鉄骨住宅で多い症状:
・柱・梁の錆びによる強度の低下
・ボルトや金物の腐食
鉄骨住宅の場合、外観はきれいでもコンクリート内部で鉄筋の腐食が進んでいるケースも稀ではなく、家の寿命に直結する重大な問題です。そのため塩害地域では、外壁塗装は単なるメンテナンスではなく建物保全のための必須対策といえます。
雨風による具体的な劣化症状

鎌倉は海が近いことに加え、台風の通り道でもあるため、強風と豪雨、さらに季節風が外壁に長年ダメージを蓄積させます。豪雨と風が同時に起きて雨が横殴りになると、通常では濡れない部分にまで水分が侵入し、外壁材や下地などといった思わぬ箇所で劣化が進むこともあります。
こちらでは、雨風がもたらす代表的な外壁のトラブルについて解説します。
◇塗膜の剥がれ・ひび割れ
雨風に長期間さらされることで、温度変化と湿度の影響で膨張と収縮を繰り返します。その結果、塗膜が次第に硬化し、柔軟性を失うことで細かなひび割れが発生し、衝撃や温度変化に耐えられなくなります。
台風のときに飛散物が当たると、表面の細かな傷が一気に広がり、そこからひび割れや剥がれが進行することがあります。また、強風による振動が外壁に負担をかけ、塗膜が浮きやすくなる点もリスクです。ひび割れを放置すると、次の項目で解説する「雨水の浸水」につながります。
さらに台風のときには、以下のような要因で劣化が一気に加速します。
・飛来物が外壁に衝突する
・強風で外壁表面に負荷がかかる
・雨が横殴りで叩きつけられる
最初は髪の毛のように細いひび割れですが、雨水が入り込むことで内部から押し出され、やがて大きな亀裂へと拡大します。ひび割れが見られるようになったら、塗膜が本来の役割を果たせていないサインと思って間違い有りません。
◇雨水の浸水

外壁にできた小さな亀裂でも、強い雨が続くと雨水が内部へと吸い込まれ、壁内結露や断熱材の劣化を引き起こします。特に、横風を伴う暴風雨では、外壁の目地や窓サッシの隙間から水が入りやすく、気づいた時には「室内側にカビが生えていた」というケースもあります。
また、浸水によってサイディングの膨れや浮きが起こると、張り替えが必要になることもあり、修繕費は一気に高額になります。
浸水が引き起こす被害としては、次のようなものが挙げられます。
・壁内の断熱材が湿気を含みカビが発生
・室内のクロスが剥がれる
・木材の腐朽菌が繁殖
・サイディングボードの反り
・浮き
外からは見えないため気づきにくく、「気づいたときには壁が膨らんでいた」というケースもあります。雨水の浸水を放置しておくと、断熱材が水を含んで断熱性能が衰えるだけではなく、内部が腐食して耐震性にも悪影響を及ぼすことがあります。
外壁塗装にかかる費用の目安

外壁塗装を検討するとき、最も気になる点の一つが「どれくらいの費用が必要なのか」という部分です。建物の大きさや形状、使用する塗料の種類によって金額は大きく変わるため、相場を把握しておくことが適切な計画につながります。
また、塩害地域など環境条件によっては、通常より高い性能を求められるケースもあります。
◇住まいのタイプ別

一般的な30坪前後の2階建て住宅の場合、外壁塗装の費用は80万〜130万円前後が目安です。外壁の面積が増えるほど塗料の使用量が増え、足場も高くなるため、2階建ては平屋よりも費用が高くなる傾向にあります。
さらに、バルコニーがある、あるいは複雑な外壁形状の場合は、作業の手間が増えるため追加費用がかかることもあります。
一般的な相場:
平屋(20~25坪)…60万〜110万円
2階建て(25~35坪)…80万〜150万円
大型2階建て(40坪以上)…120万〜200万円
◇坪数別
坪数ごとのおおよその費用は以下の通りです。
30坪:70万〜100万円
40坪:80万〜140万円
50坪:100万円〜170万円
60坪:130万円〜220万円
坪数が増えるほど塗料の量と作業時間が比例して増えるため、建物が大きいほど単価もやや上昇する傾向があります。特に外壁面積が広い家では、選ぶ塗料グレードによって総額が大きく変わり、場合によっては20~40万円ほど差が出るケースも珍しくありません。
◇塩害対策を施すと費用は高めに

塩害地域では、通常の塗装よりも耐塩性の高い、次のような塗料が推奨されます。
・フッ素樹脂塗料
・無機塗料
・高耐候シリコン
・防錆用のエポキシプライマー
これらは一般塗料に比べて単価が高いため、費用が10〜20%程度上乗せされるケースがほとんどです。ただし、耐久年数が15〜20年と長く、次回のメンテナンスまでの期間が伸びるため、長期的にはコストメリットがあります。
特に無機塗料は耐久性に優れており、コストパフォーマンスの面からもおすすめです。
また、金属部には防錆処理や厚膜塗装など特別な施工が必要なこともあり、結果的に全体費用が高めになります。しかし、塩害地域においては耐久性が大きく向上するため、長期的にはメンテナンス頻度が減り、結果的にコストを抑えられる場合もあることを頭に入れておきましょう。
信頼できる外壁塗装会社の選び方を解説

外壁塗装は専門知識と技術が求められる工事であり、会社選びは仕上がりだけでなく建物の寿命にも直結します。特に鎌倉のような塩害や雨風の影響が強い地域では、塩分を考慮した施工ノウハウが必要なため、業者の見極めはより慎重に行う必要があります。
こちらでは、業者選びで失敗しないためのポイントをまとめてみましたので参考になさってください。
◇ 資格・許可証の有無
信頼できる塗装会社は、建設業許可や塗装技能士などの資格を取得しています。塗装技能士(とそうぎのうし)というのは国が実施する「技能検定」に合格した塗装のプロフェッショナルのことで、建築塗装の分野では最も信頼性の高い資格で、技術力の証明として広く認知されています。
塗装技能士には1級・2級・3級の3つのランクがあります。1級塗装技能士は最も難易度が高く、実務経験7年以上なければ受験資格を得られません。
1級塗装技能士は塗りムラのない刷毛・ローラー技術や調色(色を正確に作る技術)、下地処理の精度、および材料の性質・乾燥時間の理解、模様仕上げ(吹付け)などの高度な技術を保有しています。優良業者では、現場責任者が1級保持者であることが多いため、業者選びの際にチェックするのがおすすめです。
一方、建設業許可というのは、1件の工事金額(税抜)が500万円以上の工事を請け負う場合に必要不可欠な許可のことです。この許可を持っている会社は、
・資金力
・技術者の資格
・経営の安定性
・過去の施工実績
など、国(国土交通省または都道府県)が定めた基準をクリアしているため、信頼性が高いと判断されます。
これらの資格・許可証は技術力や実務経験の証拠であり、質の高い施工を受けるための重要な判断材料です。無資格でも施工できる業界ではありますが、資格保有者がいる会社のほうが施工品質が安定しています。
◇ 対応エリア
塩害対策に慣れた会社は、海沿いのエリアで多くの施工経験があります。対応エリアを確認することで、その会社が地域の気候特性を理解しているかどうかを判断できます。鎌倉や湘南周辺で長く営業している会社なら、地域特有の劣化傾向にも精通しているはずです。
◇ 施工実績の数
実績が多い会社は、状況に応じた判断やトラブル対応の経験が豊富です。特に外壁材別・塗料別の施工実績を確認すると、その会社があなたの家に合った工法を提案できるかどうかが分かります。ホームページの施工事例は大きなヒントになります。また、施工事例の数は信頼度の指標にもなります。
◇ アフターサービス

外壁塗装は「塗ったら終わり」ではありません。実際には、施工後が本当のスタートともいえます。保証年数、定期点検の有無、トラブル時の対応スピードなど、アフターサービスが充実している会社を選んでおけば、安心して暮らせます。補償内容が明確であるかも必ずチェックしましょう。
◇ 下請け業者の有無
実際に施工する職人がどの会社に所属しているかは大切なポイントです。元請けと実際の職人が異なる場合、情報伝達のズレが起きやすくなります。自社職人の会社は品質のぶれが少なく、施工管理もしっかりしています。
ただし、下請けでも優秀な職人は多いため、重要なのは「誰が実際に施工するのか」を事前に確認することです。
◇ 見積もりの価格帯
見積もりは必ず複数社で比較しましょう。極端に安い会社は、塗料の希釈率を高めたり塗布回数を減らしたりするリスクがあります。一方で、高すぎる会社が必ずしも高品質とは限らないため、内訳の明確さが判断材料になります。
塗料名・使用量・工程数が細かく記載されている見積もりは信頼性が高い傾向があります。
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鎌倉エリアの外壁塗装業者4社比較

ここからは、鎌倉エリアで耐候性の高い塗装を得意とし、実績や評判の良い4社をピックアップしてご紹介します。海に面し、塩害や強風、湿度の高さなどによる外壁の傷みが懸念される鎌倉では、通常の外壁塗装よりも耐候性に優れた施工が求められます。
ご紹介する4社はいずれも、塗料や施工方法に独自のこだわりを持ち、各社特有の保証やアフターサポート体制を整えています。
塗装会社を選ぶ際の比較ポイントとしては、保有資格の有無、使用塗料のラインナップ、保証制度の内容、アフターケアの充実度などが挙げられます。とくに海沿い特有の塩害や風雨被害の対策にどれだけ対応しているかも要チェックです。適切な会社を選べば、建物の寿命を延ばすだけでなく、外観の美しさや断熱性、防水性を大きく向上させることができます。
なお、実際に依頼を行う前には、複数社から見積もりを取得し、費用対効果や提案内容を比べてみることを強くおすすめします。外壁塗装は家の印象を大きく左右するだけでなく、建物の健康状態そのものにも深くかかわる重要なリフォームです。納得のいくまで担当者と打ち合わせを重ね、疑問点を解消しながら進めていくとよいでしょう。
ホームライフ
ホームライフ

引用元:ホームライフHP
15年保証、JIO保険

引用元:ホームライフHP
まずご紹介するホームライフは、外壁や屋根の塗装だけでなく、住宅リフォーム全般に対応している会社です。とくに注目すべきなのが、最長15年という長期保証と、JIO(日本住宅保証検査機構)保険を活用したアフターサポート体制です。
JIO保険は、第三者機関による客観的な品質検査を伴う制度で、もし施工後に不具合が発生した場合でも、保証内容に応じて対応してもらえるのが大きな魅力といえるでしょう。
ホームライフが15年もの長期保証を実現している背景には、塗装前の下地処理を徹底している点が挙げられます。外壁塗装で重要なのは、表面を塗装するだけではなく、建物内部の劣化を食い止めるための下地処理や補修です。
ひび割れや剥がれが生じやすい箇所をあらかじめ補強し、高品質な塗料を使って仕上げることで、耐久性を高めることが可能になります。

引用元:ホームライフHP
また、使用する塗料のラインナップが豊富で、無機塗料やフッ素塗料といったハイグレード製品から、コストを抑えつつ一定の耐久性が得られるシリコン塗料まで幅広く取りそろえているのも特徴です。
鎌倉のように塩害が深刻な地域では、なるべくランクの高い塗料を選んだほうが後々のメンテナンスコストを抑えられる可能性がありますので、担当者と相談して最適な塗装プランを組んでもらいましょう。
さらに、定期点検も推奨しており、施工後○年後には無料点検を実施するなど、アフターケアがしっかりしている点も見逃せません。鎌倉の気候は油断していると早い段階で外壁が傷むこともありますが、定期的にプロの目でチェックしてもらえるのは施主にとって安心材料になるでしょう。
| 会社名 | ホームライフ株式会社 戸塚本店 |
| 本社所在地 | 神奈川県横浜市戸塚区矢部町1-31 矢部町桐屋ビル1階 |
| 電話番号 | 045-392-6277 |
| 設立 | 2011年5月 |
| 対応可能エリア | 横浜市、藤沢市 |
| 公式サイトURL | https://home-life.co/ |
| Googleレビュー | レビュー |
リベラル株式会社
リベラル株式会社

引用元:リベラル株式会社HP
原状回復~大規模工事対応

引用元:リベラル株式会社HP

引用元:リベラル株式会社HP
続いてご紹介するリベラル株式会社は、戸建ての原状回復からマンション・ビルの大規模修繕まで幅広く手がける総合リフォーム会社です。鎌倉のように歴史的建造物が点在し、景観条例や建築規制に配慮が必要な地域では、外壁塗装を行う際に意匠性や周囲の調和を意識しなければなりません。
リベラル株式会社は多彩な実績を積み重ねており、建物の特徴や周辺環境を踏まえた最適なデザインと高耐久の施工を提案してくれる点が強みです。
塗装に使用する塗料も、フッ素系や無機系など耐候性を重視したラインナップが充実しているため、塩害や強風の影響を受けやすい鎌倉でも長くきれいな外壁を保ちやすくなります。
さらに、建物の規模や構造に合わせて防水工事や板金工事など関連する補修もまとめて行えるため、施工後の仕上がりが一層確かなものになるでしょう。
また、保証制度やアフターフォローにも力を入れているとされており、施工後のトラブルにも迅速に対応する姿勢を打ち出しています。塩害や台風被害など、想定外の劣化が早期に進んでしまう可能性もある鎌倉エリアでは、こうした柔軟かつ丁寧なサポート体制が非常に頼りになるはずです。外壁以外のリフォームも一括で相談したい場合は、リベラル株式会社のように総合力のある会社を候補に入れておくとよいでしょう。
| 会社名 | リベラル株式会社 |
| 所在地 | 神奈川県横浜市旭区さちが丘 141-4 |
| 電話番号 | 045-744-9500 |
| 設立 | 2015年11月 (平成27年) |
| 対応可能エリア | 横浜市 |
| 公式サイトURL | https://liberal-inc.co.jp/ |
| レビュー |
株式会社マルセイテック
株式会社マルセイテック

引用元:株式会社マルセイテックHP

引用元:株式会社マルセイテックHP
資格者多数、4回塗り対応
引用元:株式会社マルセイテックHP
株式会社マルセイテックは、塗装技能士や建築士など専門資格を持つスタッフが多く在籍しているのが特徴です。外壁塗装は、ただペンキを塗るだけではなく、下地処理の段階から建物構造に関する知識が求められるため、資格者がいる会社だと工程管理や施工の質がより安定しやすいメリットがあります。
さらに、一般的には3回塗りが主流の外壁塗装に対して、4回塗り(下塗り2回・中塗り・上塗り)の施工を提案しているケースも見受けられます。下地の状態が悪い場合や、塩分が多く含まれる海風によって外壁が傷みやすい地域なら、下塗りを重ねることで塗膜の厚みと密着度をアップさせ、耐久性を高める効果が期待できます。
こうした追加工程での費用がかさむ面もありますが、長い目で見ればメンテナンス周期を延ばすことになり、トータルコストを下げられる
可能性も十分にあるのです。
使用できる塗料は、無機・フッ素・シリコンなど豊富にそろえられており、鎌倉特有の塩害や湿気に対応する商品を提案してくれることが多いといわれています。また、担当スタッフと打ち合わせを重ねる中で、耐候性・美観・費用のバランスを考慮した最適プランを組んでもらえるので、リフォーム初心者の方でも安心して進められるでしょう。
| 会社名 | 株式会社マルセイテック(ガイソー大和店) |
| 本社所在地 | 神奈川県大和市中央7-16-27 YNビル1階 |
| 電話番号 | 046-260-1101 |
| 設立 | 2014年12月 |
| 対応可能エリア | 神奈川県央地区、横浜市 |
| 公式サイトURL | https://marusei-tech.net/ |
| レビュー |
成共ホーム
成共ホーム

引用元:成共ホームHP

引用元:成共ホームHP
ドローン診断、高評価口コミ

引用元:成共ホームHP
成共ホームは、ドローンによる屋根や外壁の点検を行っていることが注目されています。ドローン診断を導入することで、高所に足場を組まなくても短時間で屋根や外壁の状態を正確に把握できるため、コスト削減や施工計画の立案にも役立ちます。
とくに海沿いで強風が吹き荒れる地域では、施工前の安全管理やリスク評価も重要ですから、こうした最新技術を使える会社は頼りになります。
口コミ評価においては、スタッフの丁寧な対応や施工後のアフターケアに好印象を持つ施主が多いとされています。鎌倉エリアのように気候が厳しい土地では、外壁塗装の完了後も定期的な点検や軽微な補修が必要になりやすいですが、地元密着型のリフォーム会社であれば、問題が生じたときにすぐ相談できるのが大きなメリットです。
成共ホームでは、雨漏り修繕やベランダ防水、屋根リフォームなどにも対応しているため、外壁と屋根を同時にメンテナンスしたい方にもおすすめです。また、高評価の口コミは公式サイトだけでなく、第三者のレビューサイトやSNSなどをチェックするのもいいでしょう。
実際に依頼した人の生の声を参考にすることで、会社の実力や対応力をより客観的に把握できます。
| 会社名 | 株式会社成共ホーム |
| 本社所在地 | 神奈川県大和市西鶴間1-3-2 太陽ビル13-2F |
| 電話番号 | 0120-378-899 |
| 設立 | 2018年6月11日 |
| 対応可能エリア | 神奈川県全域、東京都全域 |
| 公式サイトURL | https://www.seikyo-home.jp/ |
| レビュー |
比較のポイントと注意点
鎌倉エリアで外壁塗装会社を選ぶ際には、塩害や湿気、強風に対する施工実績があるかどうかが重要な選定基準となります。今回ご紹介した4社は、いずれも耐候性の高い塗料を扱い、専門資格者や豊富な実績を持つことで信頼性を高めていますが、会社によって得意とする施工や保証内容、費用の構成は異なります。
以下のポイントをチェックすると、選びやすくなるはずです。
1.保有資格・スタッフ体制
•塗装技能士や建築士が在籍しているか。
•経験豊富な職人が施工にあたるか。
2.使用塗料のラインナップ
•無機塗料・フッ素塗料など、耐久性の高い製品を多数取り扱っているか。
•防藻防カビ機能つきなど、塩害・湿気対策に適した塗料を揃えているか。
3.保証制度・アフターサポート
•長期保証や第三者機関による検査(JIO保険など)が付いているか。
•定期点検や無料診断サービスなど、継続的にサポートしてくれるか。
4.施工方法と追加工程
•3回塗りが基本か、4回塗り対応など追加工程を提案できるか。
•下地処理や防水補修を丁寧に行うことで、耐候性を高める施工が可能か。
5.費用対効果
•予算内で最大の耐久性やデザイン性を得られるプランはどれか。
•見積もりの内訳が分かりやすいか。追加費用が発生する場合の説明は十分か。
6.口コミ・評判
•公式サイトの事例以外にも、口コミサイトやSNSを調べることで実態を把握。
•地元密着の会社であれば、近隣の方から直接評価を聞くのも有効。
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まとめ

塩害と風雨が重なり合う鎌倉エリアでは、外壁塗装の耐候性が建物の寿命を大きく左右します。無機塗料やフッ素塗料といった高耐久の塗料を使用し、防藻防カビ機能を取り入れるなど、ひと手間かけるだけで長期的なメンテナンスコストを抑えられる可能性が高まるのです。
さらに、定期的な点検を行い、トラブルの早期発見・早期修繕を怠らないようにすることで、外壁のコンディションを最良の状態でキープしやすくなります。
今回ご紹介したホームライフ、リベラル株式会社、株式会社マルセイテック、成共ホームはいずれも鎌倉近郊で実績を重ね、耐候性やアフターサポートに注力している企業です。
各社ともに施工体制や塗料のラインナップ、保証制度などに違いがあるため、予算や希望、建物の状況に合わせて複数の見積もりを取得するのがおすすめです。
最後に、施工会社を選ぶ際には担当者との相性やコミュニケーションも重要な要素です。納得いくまで質問を重ねることで、施工の流れや費用の内訳を明確に把握でき、完成後の満足度がぐっと高まります。
公式サイトの問い合わせフォームや電話で気軽に相談してみると、担当者の対応の丁寧さや知識量を確かめられるでしょう。ぜひ、この記事を参考に、鎌倉の海風にも耐えられる安心の外壁塗装を実現してください。
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