塗装できない可能性も?選ぶならリフォームもできる外壁塗装業者 | 【横浜・鎌倉エリア】優良な屋根外壁塗装業者の選び方
外壁塗装
塗装できない可能性も?選ぶならリフォームもできる外壁塗装業者
公開:2024.05.28 更新:2024.05.28外壁塗装のタイミングは約10年ごととされていますが、外壁の状態や使用されている塗料により異なります。
一部の外壁では塗装が不可能であり、事前の確認が重要です。塗装ができない主な理由には、長期間塗装されていない外壁、深刻な損傷がある外壁、直貼りサイディングを使用している外壁があります。
これらの状態では、塗装前に補修が必要になることが多いため、プロの点検や補修を必要とします。
目次
塗装できないケースもある?修繕が必要な場合も
外壁塗装のタイミングは約10年といわれていますが、塗料の種類や外壁の状態によって異なります。外壁の状態によっては、外壁の状態によっては塗装が不可能な場合や早急な修繕が必要だとなるため事前に確認が必要です。
こちらでは、神奈川県で外壁塗装をご検討中の方のために、塗装ができないケースと、補修が必要な外壁の特徴をご紹介いたします。
◇塗装できないケース
外壁塗装ができない主な外壁は、以下の3つです。
・塗装が長期間行われていない外壁
最後に塗装をしてから長期間経過した外壁では、下地材の劣化が懸念されます。塗装前に、外壁内部の構造や防水シートなどを丹念に点検することが必要です。
・外壁材に深刻な損傷がある外壁
構造上のクラックや大きな亀裂がある場合、通常の塗装では問題を解決できないことがあります。外壁にある深刻な損傷は雨漏りの原因にもなるため、外壁材の補修をしてから塗装を行います。
・直貼りサイディングを採用している外壁
1990年代に建てられた多くの住宅には、直貼りサイディングが採用されています。この工法は、外壁と下地材の間に通気層がないため、湿気がたまりやすいのが特徴です。
湿気は塗装の問題を引き起こす原因となりますが、既にサイディング内部が損傷していることも考えられます。
◇補修が必要な外壁の特徴は?
外壁塗装は、時間が経過すると、ホコリ、排気ガス、雨水などによる汚れ、ちょっとしたヒビ割れなどが生じます。これぐらいの症状であれば経過観察で問題はありませんが、以下のような症状が出た場合は、補修が必要です。
・チョーキング
壁を擦ると白い粉が付着する現象です。塗膜が劣化し保護機能が失われていることを意味し、雨水が染み込んでくる可能性があります。
・0.3mm以上のヒビ
0.3mm以上のヒビは裏面まで達していることが多く、雨漏りの原因になります。既に雨漏りが生じている場合は、早急な対処が必要です。
・コーキングの劣化
外壁パネルの継ぎ目やサッシ接合部などに施されたコーキングは、紫外線や雨によってヒビ割れが生じます。コーキングの劣化も、雨漏りの原因のひとつです。
リフォーム業者と外壁塗装業者へ別々に依頼する際の懸念点とは?
補修が必要な外壁を塗装する場合は、リフォームができる外壁塗装業者に依頼する方法と、リフォーム業者と外壁塗装業者へ別々に依頼する方法があります。リフォーム業者と外壁塗装業者へ別々に依頼すると、手間がかかり費用が高くなる可能性があるのがデメリットです。
◇手間がかかる
同じ業者にリフォームと外壁塗装を依頼すれば、業者間のスケジュールの調整や連携を行ってくれ、打ち合わせの回数も少なくて済みます。
リフォーム業者と外壁塗装業者へ別々に依頼する場合は、それぞれの業者と打ち合わせを行い、自分が責任を持ってスケジュールを調整しなければならないため、手間がかかります。
◇費用が高まる可能性がある
戸建ての大きさにもよりますが、外壁塗装に必要な足場代は約20万円です。リフォーム業者と外壁塗装業者へ別々に依頼すると、その都度足場を組み立てるため、足場代が2倍になり、費用が高まる可能性があります。
費用を安く抑えたい場合は、リフォームと外壁塗装が可能な業者を選んだほうがよいでしょう。
外壁リフォームも依頼可能な業者を選ぶと良い?
外壁リフォームを依頼できる主な業者は、外壁塗装の専門業者、工務店、リフォーム業者の3つです。信頼できる業者を選ぶためには、それぞれの違いを理解しておくことが大切です。
◇外壁塗装専門の業者
外壁塗装に特化した業者です。地域密着型の小規模な事業者が多く、細かなニーズに柔軟に対応してもらえます。下請け業者に外注することは稀で、完全自社施工を行うのが一般的です。中間マージンが発生しないため、外壁塗装費用を安く抑えられます。
◇工務店
限られたエリア内で、地域に密着した業務を行っています。外壁塗装だけでなく、水回りや内装のリフォーム、屋根のリフォームなどを依頼することも可能です。
住まいの建築をメインとしているため、外壁塗装を行う場合、下請け業者に外注することが多く、その分中間マージンが発生する可能性があります。
◇リフォーム業者
もともと外壁塗装業者だった会社が、リフォーム事業に進出した業者が多いため、外壁塗装を専門とするリフォーム業者も数多く存在します。水回りや内装のリフォームを同時に依頼できますが、外壁塗装に対する専門知識や技術が不足している業者もいるため、業者選びが重要です。
外壁リフォームも可能な施工業者に依頼しよう
補修が必要な外壁の塗装を依頼する場合は、外壁リフォームが可能な施工業者を選ぶことをおすすめします。
外壁リフォームも可能な施工業者であれば、足場の組み立てと養生作業を一度で済ませられるため工期が短縮され、中間マージンがなくなりコスト削減につながります。責任の所在が明確になるため、迅速に対処してもらえるのも利点です。
◇工期の短縮とコストの削減ができる
外壁リフォームが可能な施工業者を選べば、塗装に必要な足場や養生作業を一度で済ませられるため、施工時間を短縮することが可能です。施工時間を短縮することは、生産性の向上にもつながり、品質の高い仕上がりと耐久性が期待できます。
また、業者が下請け業者に仕事を依頼すると中間マージンが発生し、外壁塗装費用にプラスされます。リフォームができる外壁塗装業者に依頼すれば、中間マージンが発生しないため、コスト削減が図れるのもメリットです。
◇責任の所在が明確になりやすい
複数の業者が工事に携わると、責任の所在が不明瞭になり、問題解決が困難になる可能性もあります。例えば、問題やトラブルが生じたとき、それぞれの業者に外壁の問題や症状などの説明を求めなければなりません。
ひとつの業者に仕事を依頼していれば、責任の所在は明確なためすぐに対処が可能となり、塗装工事もスムーズに進められます。
外壁塗装の一般的な推奨間隔は約10年ですが、具体的なタイミングは使用されている塗料の種類や外壁の具体的な状態に左右されます。長期間放置された外壁や深刻なダメージを受けた外壁、通気層を欠く直貼りサイディングを採用した建物では、通常の塗装作業だけでは問題を解決することができません。
これらの状況では、塗装作業に先立って補修が必要となることが一般的であり、適切な修繕を行わないとさらなる損傷や劣化が進行する恐れがあります。特に湿気が原因で発生する塗装の問題や、外壁材内部のクラックから生じる雨漏りなど、時間とともに外壁はホコリや排気ガス、雨水の影響を受けて劣化します。
外壁塗装を成功させるためには、塗装前の丁寧な点検と必要に応じた補修が不可欠です。このプロセスを通じて、外壁の寿命を延ばし、建物を長期間保護することが可能となります。これらの症状は外壁の保護機能の低下を示し、修繕を怠ると建物全体の耐久性が損なわれる可能性があるため、外壁塗装業者による補修と定期的なメンテナンスが必要です。