神奈川でも出来る!外壁塗装と外構工事を同時に行うメリットとポイント | 【横浜・鎌倉エリア】優良な屋根外壁塗装業者の選び方
外壁塗装
神奈川でも出来る!外壁塗装と外構工事を同時に行うメリットとポイント
公開:2024.02.20 更新:2024.03.05外壁塗装と外構工事は、建物の美観と機能性を向上させる目的で実施されます。一つの業者がこれらを一括して担当することで、デザインの統一感を確保し、工期とコストの面で効率化が図れます。なお、通常は外壁塗装を先行させ、その後に外構工事に着手する流れが一般的です。また、外構工事においては、駐車スペースの配置や防犯対策といった後悔を避けるための要素を事前に慎重に検討したうえで計画を立てると、理想的な住環境を実現できます。
目次
外壁塗装と外構工事は同時に出来る?
外壁塗装は建物の側面へ行うメンテナンス、外構工事は美観や使い勝手を向上するために行う建物以外への工事です。施工場所が異なる外壁塗装と外構工事ですが、両方を請け負える業者であれば同時に行うことも可能です。
◇外壁塗装と外構工事を同時に行うメリット
外壁塗装と外構工事を別の業者へ依頼する場合と比べて、デザイン面やスケジュール面において様々なメリットが得られます。
全体的に調和したデザインを考えられる
外壁塗装と外構工事を同時に行うと、全体的に調和したデザインを考えられます。住宅外観のテイストや色彩、庭のデザインや植栽、アクセントとなるインテリアなどを同時に考慮できるため、一体感のある美しい外観に仕上げられるのです。
外壁塗装と外構工事の工事日程の調整にかかる手間が省ける
外壁塗装と外構工事を別の業者へ依頼する場合、それぞれの業者との打ち合わせや作業スケジュールなどを調整しなければなりません。両方を一括で請け負える業者に依頼すれば、双方の工事日程を調整する手間を省けます。
工期の短縮につながる
外壁塗装と外構工事を別の業者が担当する場合、基本的に片方の業者が作業を完了した後にもう片方の業者が作業を始めます。しかし、後から作業を行う業者のスケジュールによっては、すぐに工事を始められるとは限りません。外壁塗装と外構工事を同時に進められると、業者の都合で生じるロスタイムを減らせるのです。効率的かつスムーズに工事を進められるため、工期を大きく短縮できる可能性があります。
◇外壁塗装と外構工事を同時に行う場合の流れ
外壁塗装と外構工事を同時に行う場合、一般的には外壁塗装を行ってから外構工事を行います。外壁塗装を行う際には足場工事が必要となりますが、外構工事を先に行うと足場を設置するスペースを確保できなくなるおそれがあるからです。
また、外構工事でテラス屋根などを設置した場合、外壁塗装の足場を組む時にテラス屋根の取り外しが必要となるケースがあります。この作業が生じた場合は、追加費用が上乗せされるでしょう。工事内容や搬入経路などによってどちらの工事を優先すべきかは変わるため、まずは工事を依頼する業者へ相談することをおすすめします。
外構工事をする上で知りたい主な工事個所と費用
画像出典先:フォトAC
外構工事は、外構の種類や工事個所によって費用が変動します。こちらでは、主な工事個所と費用について詳しくご紹介します。
◇外構の主な種類
外構の種類とは、外構のデザインやスタイルを意味します。
オープン外構
庭や住宅の敷地周辺が壁やフェンスなどで区切られていないスタイルです。日当たりや風通しがよく、開放感を感じられるスペースを造りたい方に適しています。費用の目安は100〜200万円ほどです。
クローズド外構
住宅の敷地周辺を塀や門などで囲むことにより、外部からの視線を完全に遮るスタイルです。プライバシーを確保しながら、美しく機能的な高級感溢れる空間を作り出せます。費用の目安は200〜300万円ほどです。
セミクローズド外構
プライバシーを保ちながら、開放感を楽しめるクローズドスタイルとオープンスタイルの2つの要素を併せ持つスタイルです。周囲をある程度の高さの壁やフェンスで囲みつつ、開放感も演出したい場合に適しています。費用の目安は150〜250万円ほどです。
◇外構工事の主な工事個所と費用
外構工事が行われる一般的な箇所として、ウッドデッキ、玄関アプローチ、庭や植栽、門まわり(門扉・門柱)、駐車場などが挙げられます。それぞれの費用相場は次の通りです。
- ウッドデッキ:15~30万円ほど
- 玄関アプローチ:20~50万円ほど
- 庭や植栽:5~15万円ほど
- 門まわり:15~50万円ほど
- 駐車場:30~250万円ほど
外構工事で後悔しないためのポイント
「思ったより使い勝手が悪い」「家は理想通りなのに外構を失敗した」など、神奈川県でも外構工事で後悔したという声が見受けられます。工事が完了してから後悔しないためにも、後悔しないためのポイントと対策を覚えておきましょう。
◇外構で後悔したこととは?
外構工事に関する後悔のなかで多く見られるのが、駐車スペースやカーポートなど駐車場に関する失敗です。
駐車スペースが狭く車を出し入れしにくい
土地が狭い場所に住宅を建てた場合などに起こりがちです。特に毎日のように車を使う方は、外構工事を行う前に車のサイズを測り、車の出し入れするときの導線を具体的にイメージしておきましょう。現在の車よりも大きな車へ乗り換える可能性があるなら、駐車スペースに余裕を持たせておく必要もあります。
カーポートの屋根から落ちた雨水や雪が隣の敷地へ侵入した
カーポートを設置する場合は、隣の敷地との境界線から50cm以上離して設置するよう法律で定められています。意図的ではないにしても、この距離を取らずに他人の敷地を汚してしまうとご近所トラブルになりかねません。外構工事で後悔しないためにも、法令をしっかりと遵守したカーポートの設置を行う業者を選びましょう。
カーポートの柱が邪魔になった
カーポートは屋根を柱で支える構造になっており、数本の柱を立てる必要があります。また、カーポートの強度を高めるほど、多くの柱が必要です。柱が多いタイプのカーポートを選んでしまい、柱が導線の邪魔になるケースが見られます。やはり、実際に車を使用する際の導線を具体的にイメージしたうえで、カーポートのタイプを選びましょう。
◇防犯面を考慮する
ご自身やご家族の安全を確保するためにも、外構工事では防犯面も考慮すべきです。以下の5つのアイディアを取り入れると、防犯性をより高められます。
- 玄関周りを見通しのよい設計にする
- 防犯性に優れた門扉やフェンスを選ぶ
- センサー付きの照明を設置する
- 防犯砂利を使用する
- 防犯カメラを設置する
玄関周りや植栽の配置を工夫して死角を減らし、部外者が開けづらい構造の門扉や登りにくい構造のフェンスなどを導入するのがポイントです。
外壁塗装と外構工事は、それぞれ建物の保守や美観、機能性向上を目的として行われますが、これらを同時に進めることは十分可能です。特に一つの業者が両方の作業を請け負うことができれば、デザインの一貫性を保ちつつ、スケジュール管理やコスト面でのメリットが得られます。全体のデザインを統一し、工事の手間や期間を短縮できるでしょう。
外壁塗装と外構工事を同時に進める場合、一般的には外壁塗装を先に行い、その後で外構工事に取り掛かるのが通例です。ただし、工事の内容や必要な設備によっては、順序が前後することもあります。このため、工事を行う前に業者としっかり相談し、計画を立てることが重要です。
また、外構工事では駐車スペースやカーポートの配置、防犯対策など、後悔しないために注意すべきポイントがいくつかあります。これらの点を事前に検討し、適切な計画を立てることで、使い勝手の良い、安全で美しい住環境を実現できるでしょう。