屋根塗装の耐用年数と長持ちさせる3つのポイント!おすすめ業者も紹介 | 【横浜・鎌倉エリア】優良な屋根外壁塗装業者の選び方
外壁塗装
屋根塗装の耐用年数と長持ちさせる3つのポイント!おすすめ業者も紹介
公開:2023.10.27 更新:2025.03.05
屋根塗装は、住宅の美観を保つだけでなく、建物全体を保護する重要な役割を果たします。
しかし、その耐用年数や適切なメンテナンス方法について、詳しく知る機会は少ないのではないでしょうか。
本記事では、屋根塗装の耐用年数について詳しく解説し、長持ちさせるための3つのポイントをご紹介します。さらに、神奈川エリアでおすすめの屋根塗装業者もご紹介します。
屋根塗装を検討されている方はもちろん、住宅の長期的なメンテナンスに関心のある方にも役立つ情報が満載です。適切な時期に適切な方法で屋根塗装を行うことで、住宅の寿命を延ばし、快適な暮らしを長く楽しむことができるでしょう。
目次
屋根塗装の耐用年数とは?塗料の種類による違い
屋根の塗装は時間が経つと剥がれたり、色あせたりするため、定期的に塗り替えが必要です。
こちらでは屋根塗装の耐用年数と、塗料の種類による耐用年数の違いについて解説いたします。
屋根塗装の耐用年数
耐用年数は、外壁とほぼ同じく約10から15年です。しかし実際の耐用年数は、以下の要因により違ってきます。
- 建物が建っている地域
- 使われている塗料
建物が建っている地域
もともと屋根塗装は紫外線と雨風が直接当たるため、外壁より劣化が早くそのスピードは1.5倍といわれています。
特に、紫外線の強い地域や、潮風にさらされる海沿いの地域では、劣化が早い傾向が強いです。
使われている塗料
屋根塗装に使われる塗料は複数の種類があり、それぞれ耐用年数が異なります。耐用年数の違いと、それぞれの特徴は次項で詳しく説明いたします。
塗料の特徴と耐用年数の違い
屋根塗装の耐用年数は、使用する塗料の種類によって大きく異なります。ここでは、主に使用される4種類の塗料について、その特徴と耐用年数を解説します。
適切な塗料を選択することで、屋根の耐久性を高め、メンテナンス頻度を最適化することができるでしょう。
アクリル系塗料
アクリル系塗料の耐用年数は3から5年程度です。価格が安いのがメリットですが、耐久性が低いため、短期間での塗り替えが必要です。初期費用を抑えたい場合や、近い将来に大規模な改修を予定している場合に適しています。
ただし、頻繁な塗り替えが必要なため、長期的には費用がかさむ可能性があることに注意が必要です。
ウレタン系塗料
ウレタン系塗料の耐用年数は5から7年ほどです。汚れづらく、取り扱いがしやすいため、ひびを防ぐ注入材としても使われる塗料です。耐久性は劣り、耐用年数はそれほど長くありません。
しかし、柔軟性があるため、屋根材の動きに追従しやすく、ひび割れを防ぐ効果があります。中程度の耐久性と比較的手頃な価格バランスが特徴です。
シリコン系塗料
シリコン系塗料の耐用年数は7から10年程度とされています。耐用年数が長く、価格がリーズナブルなため、屋根塗装に広く使われている塗料です。
耐候性や耐水性に優れ、紫外線による劣化も比較的少ないのが特徴です。コストパフォーマンスが高いため、多くの家庭で選ばれています。長期的な保護と経済性のバランスが取れた選択肢と言えるでしょう。
フッ素系塗料
フッ素系塗料の耐用年数は10から15年と長期にわたります。耐用年数が長いだけでなく、品質が高く屋根塗装も高級感のある仕上がりになります。価格が高く、ひび割れしやすいのが難点です。
しかし、優れた耐候性と防汚性を持ち、長期的には塗り替え回数が少なくて済むため、トータルコストでは経済的な場合もあります。高耐久性を求める場合の最適な選択肢です。
屋根塗装を行う目安とは?劣化の症状
屋根塗装は、早すぎると費用の無駄になり、遅すぎると塗装以外の工事が必要となり、費用が高くなってしまう可能性があります。屋根塗装は、屋根の状態を見て適切なタイミングで依頼することが大切です。
塗料の耐用年数を過ぎていなくても、以下のような劣化症状が出ている場合は、屋根塗装を検討されることをおすすめします。
- 色あせ
- 雨漏り
- コケやカビの発生
- ひび割れ
色あせ
屋根は時間の経過と共に色があせてきますが、色あせすると屋根の色にムラが生じたり、変色してグレーになったりしてきます。
色あせは、塗料の塗膜が劣化し始めている兆候です。初期症状のため、すぐに屋根塗装が必要なわけではありませんが、定期的に色あせの状態を確認しておく必要があります。
雨漏り
屋根材もしくは板金の部分にひびが生じると、雨漏りが発生します。そのまま放置すると、内側の木材が腐食して、シロアリ、健康被害、漏電の原因になるため大変危険です。
建物がもろくなって、地震や台風で建物が倒壊したりするおそれもあるため、速やかに塗装業者に相談されることをおすすめします。
コケやカビの発生
雨水があたる屋根は、コケやカビが発生しやすい箇所です。コケとカビが生えた屋根は見た目が悪いだけでなく、微生物が繁殖すると悪臭を放ち始めます。
コケやカビは高圧洗浄で除去できますが、場合によっては外壁塗装が必要です。
ひび割れ
雨漏りしていなくても、屋根の表面がひび割れしていることもあります。ひび割れを放置しておくと、雨漏りだけでなく、サビが生じ屋根に穴が開く可能性があるので、早急に対処が必要です。
屋根塗装を長持ちさせる3つのポイント
屋根塗装の耐用年数を最大限に延ばすためには、いくつかの重要なポイントがあります。ここでは、屋根塗装を長持ちさせるための3つの重要なポイントについて解説します。
- 耐候性に優れた塗料の選定
- 遮熱塗料の利用
- 定期的な塗り替え
それでは、各ポイントについて詳しく見ていきましょう。
耐候性に優れたの選定
屋根塗装の耐久性を高めるためには、耐候性に優れた塗料を選ぶことが重要です。特に、シリコン系塗料やフッ素系塗料がおすすめです。これらの塗料は、紫外線や雨風に強く、長期間にわたって屋根を保護する能力があります。
シリコン系塗料は比較的手頃な価格で7〜10年の耐用年数があり、フッ素系塗料はさらに耐久性が高く10〜15年もの耐用年数があります。初期費用は高くなりますが、長期的に見れば塗り替え回数が減り、コスト面でもメリットがあるでしょう。
耐候性の高い塗料を選ぶことで、屋根の保護性能を高め、美観を長く保つことができます。
遮熱塗料の利用
遮熱塗料を使用することで、屋根の表面温度を下げ、塗膜の劣化を抑制できます。遮熱塗料は太陽光を反射する特殊な顔料を含んでおり、屋根の温度上昇を抑える効果があります。これにより、塗膜の劣化速度が遅くなり、結果として屋根塗装の耐用年数が延びます。
さらに、室内温度の上昇も抑えられるため、夏場の冷房効率が向上し、省エネ効果も期待できます。遮熱塗料は通常の塗料より高価ですが、長期的な視点で見ると、メンテナンス費用の削減や光熱費の節約につながる可能性があります。
以下の記事では、遮熱塗料のメリット・デメリットや効果が期待される条件ついて詳しく解説しているので、気になる方は参考にしてください。
関連記事:遮熱塗料とは?メリット・デメリットや遮熱塗料の効果が期待される条件を紹介
定期的な塗り替え
屋根塗装を長持ちさせるためには、適切なタイミングでの塗り替えが欠かせません。塗膜が完全に劣化してしまう前に塗り替えを行うことで、屋根自体の劣化を防ぎ、長期的な保護が可能です。
一般的に、使用している塗料の耐用年数の80%程度経過した時点で塗り替えを検討するのが良いでしょう。また、定期的な点検を行い、色あせやひび割れなどの劣化サインを見逃さないことも重要です。早め早めの対応が、結果的に屋根の寿命を延ばし、大規模な修繕を防ぐことにつながります。
屋根塗装の費用を安く抑える4つのコツ
屋根塗装は重要なメンテナンスですが、費用面で悩む方も多いでしょう。ここでは、屋根塗装の費用を抑えるための4つのコツをご紹介します。これらの方法を活用することで、品質を落とさずに費用を抑えることが可能です。
- 屋根塗装の閑散期を狙う
- 外壁塗装と同時に行う
- 複数社に相見積もりしてもらう
- 自社施工の会社に依頼する
それでは、各コツについて詳しく見ていきましょう。
屋根塗装の閑散期を狙う
屋根塗装の費用を抑えるコツの一つは、閑散期を狙って工事を行うことです。一般的に、塗装業者は春や秋に仕事が集中する傾向があります。これに対し、冬季や梅雨時期は比較的仕事が少ないため、割引価格で施工してくれる業者も多いでしょう。
ただし、気温や湿度が塗装に適さない場合もあるため、業者と相談しながら最適な時期を選ぶ必要があります。また、閑散期は工期に余裕があるため、丁寧な施工が期待できるというメリットもあります。
天候の良い日を選んで施工することで、品質を落とさずに費用を抑えることができるでしょう。
外壁塗装と同時に行う
屋根塗装と外壁塗装を同時に行うことで、大幅なコスト削減が可能です。両方の工事に必要な足場を一度に設置することで、足場代を節約できます。また、塗料や工具の運搬費、作業員の移動費なども抑えられるため、個別に行うよりも総合的に費用を抑えることができます。
さらに、屋根と外壁の色を同時に検討できるため、住宅全体の調和のとれた仕上がりが期待できます。ただし、屋根と外壁の劣化状況が大きく異なる場合は、個別に対応したほうが良い場合もあります。業者と相談しながら、最適な選択をすることが重要です。
複数社に相見積もりしてもらう
屋根塗装の費用を抑えるためには、複数の業者から見積もりを取ることが効果的です。同じ条件でも、業者によって見積もり額に差が出ることがあります。少なくとも3社以上から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
ただし、単に価格だけでなく、使用する塗料の品質や施工方法、保証内容なども含めて総合的に判断することが大切です。また、見積もり時の対応や説明の丁寧さも、業者選びの重要なポイントとなります。複数の見積もりを比較することで、適正価格での施工が可能になるでしょう。
以下の記事では、相見積もりの重要性や確認するべきポイントついて詳しく解説しているので、気になる方は参考にしてください。
関連記事:外壁塗装の相見積もりは必須!重要な3つの理由やメリットを解説
自社施工の会社に依頼する
屋根塗装の費用を抑えるもう一つの方法は、自社施工を行う会社に依頼することです。大手塗装会社の中には、実際の施工を下請け業者に委託しているケースがあります。これに対し、自社施工の会社は中間マージンが発生しないため、比較的低価格で高品質な施工が期待できます。
また、責任の所在が明確で、アフターフォローも充実していることが多いです。ただし、自社施工だからといって必ずしも安いわけではないので、やはり複数社から見積もりを取ることが重要です。地域密着型の自社施工会社を選ぶことで、きめ細かいサービスと適正価格での施工が可能になるでしょう。
屋根塗装にも対応!神奈川のおすすめ塗装業者
神奈川県で屋根塗装を検討されている方に、信頼できる塗装業者を選んでいただくため、ここでは地域で高い評価を得ている3社をご紹介します。
屋根塗装はもちろん、外壁塗装や他のリフォーム工事にも幅広く対応しており、豊富な施工実績と高い技術力を持ち、顧客満足度も高いことが特徴です。
- リペイント湘南
- リズムペイント
- ホームライフ
それぞれの業者について、特徴や強みを詳しく見ていきましょう。適切な業者選びは、高品質な屋根塗装を実現し、住宅の価値を長期的に守ることにつながります。ご自身のニーズに合った業者を選ぶ際の参考にしてください。
リペイント湘南

引用元:リペイント湘南 HP
会社名 | 株式会社リペイント湘南 |
所在地 | 神奈川県藤沢市湘南台3-5-18 |
電話番号 | 0120-44-9639 |
公式サイト | https://repaint.co.jp/ |
創業から35年の歴史のある塗装業者で、外壁塗装の施工実績は2,000棟件以上にもおよびます。外壁、屋根、床下などの診断サービスを無料で行っていて、年間の診断数は100件以上です。
NPO法人雨漏り診断士協会認定の雨漏り診断士が在籍していて、ネットワーク「雨漏り110番」の加盟店で、年始、夏期、GW休暇以外であれば定休日なしで対応しています。
リズムペイント

引用元:リズムペイント HP
会社名 | 株式会社ユウジニアス |
所在地 | 神奈川県鎌倉市寺分214-10 |
電話番号 | 0120-104-056 |
公式サイト | https://www.rhythmpaint.jp/ |
1級塗装技能士の塗装職人が多く在籍している、鎌倉市にある地域密着型の塗装業者です。鎌倉市内の施工実績No.1、口コミランキングもNo.1で、雨漏りの修理工事を得意とし工事後の再発事例が0%を誇ります。
無料の雨漏り診断および外壁診断を行っていて、簡単30秒の見積もりを依頼することも可能です。外壁の色にお悩みの方は、WEBサイトからカラーシュミレーションの依頼もできます。
ホームライフ
引用元:ホームライフHP
会社名 | ホームライフ株式会社 |
所在地 | 神奈川県横浜市戸塚区矢部町1-31 矢部町桐屋ビル1階 |
電話番号 | 0120-98-5586 |
公式サイト | https://home-life.co/ |
横浜市戸塚区にある塗装業者で、創業は2007年、累計施工実績は7,000棟以上です。圧倒的な技術力を有し、アステックペイントパートナー代理店に8年連続で認定されています。
現地調査を行ってから最適なプランを提案していて、自社管理施工で中間マージンが発生しないため、費用を最小限に抑えることが可能です。永久無料点検サービスがあり、アフターサービスも充実しています。
ホームライフについて、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください。
関連記事:外壁・屋根塗装のホームライフとは?評判や特徴、対応施工まで解説
まとめ
屋根塗装の耐用年数は使用する塗料によって大きく異なり、適切な選択と施工が重要です。
耐候性の高い塗料の選定、遮熱塗料の利用、定期的な塗り替えにより、屋根塗装の寿命を延ばすことができます。また、閑散期の利用や複数社からの見積もり取得など、費用を抑えるコツも活用しましょう。
神奈川県には信頼できる塗装業者が多数あり、専門知識と経験を持つ業者に依頼することで、長期的な視点での屋根のメンテナンスが可能です。適切な屋根塗装は、住宅の保護と資産価値の維持に大きく貢献します。
